いずみひでおの決意表明(新春懇親会にて)

本日はお忙しいところ、このようにたくさん駆けつけていただきありがとうございます。皆さんに支えていただき、あと2か月というところを元気に迎えることができました。本当に感謝いたします。

4年前の選挙、自分自身は三期目、十分届くだろうという甘い考えで臨んでしまい、多くの方に期待していただいたにもかかわらず、結果を出すことができませんでした。

この4年間、自分なりに、現職ではない浪人中の私ができることをやってきたつもりです。特に住んでおります徳力校区を中心に、地域の行事に参加し、地元の方に支えていただきました。高齢者の支援、障がい者への支援という形で事業を始めて、その事業の経営者の一人として、仲間として迎えてくれた団体もありました。本当に多くの方たちが、この浪人中の私を支えていただき、励ましの言葉をいただき、「次は必ず」と言っていただき、今日を迎えることができました。本当にありがとうございます。

私は、今回、大きく3つのことを訴えていこうと思っています。

まずは、北九州を元気にしたい。このふるさと北九州をもっともっとにぎやかな街にしたい。そのためにも、小倉南区には貴重な財産があります。日本全国で6つしかない24時間使える空港があります。来年は東京オリンピック、パラリンピックが行われますし、2025年には大阪万博が開催されることが決まりました。これまでもそうですが、これまで以上に、多くの外国人がこの日本にやってきます。

私はこの24時間使える北九州空港を核として、そのその全世界からやってくる外国人、確かに東京オリンピックですから、東京かもしれません。大阪万博だから関西を中心としたところに人が集まるかもしれませんが、その賑わいを北九州に持ってくる、そんな取り組みを次の4年間にやってみたいと思っています。これは、国とも連携しないといけませんし、北九州市ともしっかり連携をくみたいと思っています。そして、その中間的な立場としての県で、私はしっかりと旗をふりたいと思っています。

二つ目は、私のライフワークである弱い人へのいじめをなくしたい。先日、千葉県の野田市で小学校4年生の女の子が亡くなるという、本当に言葉をなくしてしまうような事件がありました。それも父親による虐待というものでした。このような子どもに対する虐待ももちろんですが、高齢者に対してもひどい施設内でのいじめなどがあります。学校でのいじめも依然としてなくなっていない状況です。

そんな間違った考え方、誤った偏見が差別を生み、人を傷つけてしまいます。そのようなことをなくしていきたい。一つずつ私ができる範囲で、やっていきたいと思っています。

それともう一つ。北九州から自殺をゼロにしたい、と思っています。私の先輩は、夢がかなわず自ら命を絶ちました。私の同級生が仕事の人間関係に悩み、自ら首をつりました。そんな私の近いところで自らの命をなくしていった仲間がおります。

なぜ、私が止めることができなかったのか、後悔の日々です。北九州では毎年約200名の自殺者がいます。本当につらい中、どうしようもなくそのような選択をしている方もおります。もっと行政が手を差し伸べていくことができれば、その数が一人でも減るのではないか。そのことを県の立場からしっかりと訴えていきたいと思っています。

この大きな3つの柱を、二か月間、小倉南区の一人一人に直接伝えていきたいと思います。しかし、私だけでは限界があります。今日、お越しの皆さんが、私に小倉南区の方をつないでいただきたい。小倉南区の有権者17万4000人、全員と私は会いたいと思っていますが、2か月の期間です。一人でも多くの方にお会いをし、この思いを直接訴え、来るべき4月7日、決戦の日には必ず勝ち抜いて、皆さんと一緒に万歳をし、皆さんとともに素晴らしい地域を、故郷を私は創っていきたいと思っています。

精一杯頑張りますので、どうぞ皆さまも最後の最後までのご支持ご支援をお願い申し上げまして、私からのご挨拶とさせていただきます。今日は本当にありがとうございました。